明治43年、創業前夜の松村物産は当時20代の実業家・松村太二郎が営む小さな個人商店でした。それが太二郎の堅実な経営手腕が財界で一目置かれるようになり、製氷業や運送業、鉄道業など次々と別会社の経営を任されるようになりました。異業種での経験を積み重ねていく上で、太二郎が事業の核として着目したのが、各産業の礎となるエネルギーとその物流でした。そして、金融恐慌が吹き荒れる昭和2年、石炭とコークスの販売を主とする松村商店が産声を上げました。戦前には中国進出も果たし、またいち早く外車の販売などを手がけるなど、新しい商品・サービスの提供にも貪欲に挑みました。戦後、主要商品の石炭が石油へと変わり、さらに自動車、機械類、建材、セメント、LPガスなども取り扱う総合商社へと成長し、現在の松村物産があります。
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金沢市で合名会社松村商店を創業し、石炭・コークスの販売を始める。 |
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石油製品の販売を始める。 |
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毒劇物の販売を始める。 |
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合成樹脂製品の販売を始める。 |
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北日本石油株式会社(昭和30年3月設立)と合併し株式会社松村商店と称する。銑鉄、金属製品の販売を始める。 |
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セメントの販売を始める。 |
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機械類の販売を始める。 |
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LPガス基地を設置し充填を始める。 |
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松村太二郎が取締役会長に、松村久夫が取締役社長にそれぞれ就任する。 |
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建設業の登録を受ける。 |
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商号を変更して松村物産株式会社と称する。 |
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建設業法に基づき各種建設工事業の許可を受ける。 |
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電子計算機および周辺機器の販売を始める。 |
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産業設備関連業務を始める。 |
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メカトロニクス関連業務を始める。 |
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流通センターを設ける。 |
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松村久夫が取締役会長に、松村俊一が取締役社長にそれぞれ就任する。 |
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環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得する。 |
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プライバシーマーク付与認定を受ける。 |
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家庭用燃料電池の販売を始める。 |
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メガソーラー発電・売電事業を始める。 |